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奈良県曽爾川釣行 〜小バリ万歳!!〜

編集部の取材&釣りレポ

撮影・文=前川崇

  • フィールド
奈良県曽爾川釣行 〜小バリ万歳!!〜

 

5月から6月中旬にかけては竿が出せず、やっと初アユ釣りができたのが6月30日のこと。ちなみにこの日は僕の地元、奈良県曽爾川の解禁日でした。もちろん解禁以降はちょくちょく竿は出していたのですが、どうも煮えきれない釣りが続いていました。

今年の傾向なのですがアタリが小さく口掛かりが多い。そしてやたらとバレる。でも釣れてはいます。すでにご覧になった方も多いでしょうが、このサイトのフレンズのひとり「おいやんの鮎掛け」のイッコーさんが7月5日に来村され46尾釣っておられました。

よーするに僕がうまく釣りきれてないだけなのですが、あまりにバレるので隣町のH名人に泣きつくと「小バリがいい」とのアドバイスを頂いたので本日(7月8日)夕方出撃しました。

やってきたのはココ。釣り専用区の上流部です。

この奥から入川できますが、少し薮を突っ切っていかないといけません。段差もあるのでご注意を。

ポイントはこんな感じ。写真中央のタナからスタートします。

ダム湖産の超ビリサイズ2連発の後に釣れたのがこれ。やっぱり口掛かり。そしてタナの反応がよくないので下流側の絞り込みを狙うと連発!

タイトルカットのこいつがきました。小ぶりですがいい魚です。その後は快調なペースで釣れ、まぁまぁのサイズもまじりますが驚くことにあれだけ悩んだバレがまったくありません。ちなみにハリはH名人に解禁日にもらった5.75号4本イカリです。

手前側の釣りにくい小場所もカミ飛ばしで狙うと一発。釣れてるときは何をやってもうまくいきます。やっぱり友釣りは循環の釣りやなー!!

16時過ぎからの2時間で19尾。惜しくも時速10尾には届かず。バレは2尾だけでした。小バリ万歳!!

とはいえやっぱり口掛かりが多いのとアタリが小さいのは変わらず。ハリが刺さってから一緒に泳いでいることが多く、ちょっと違和感を感じたら持ち上げてみることをおすすめします。かといって追いが悪いというわけではなさそうで、背掛かりでもそんなやつがいますし突然暴れ始めるので油断禁物です。

曽爾川は渇水になりやすい半面、増水にはとても強い川です(お隣の高見川や三重県長瀬太郎生川も)。現在釣れている良型は放流魚が多いですが、これからは下流部に多い遡上してきたダム湖産が大きくなってくるので楽しみです。

専用区外の網入れは8月15日と早いのですが、ここ数年はだいたい台風で網が入らず逆に入れ掛かりになるパターンも少なくありません。昨年は80尾オーバーの人もいました。都市部からも比較的近くこのご時世ですが日釣り券もまだ3000円なので、ぜひ一度遊びにいらしてください。

※なんと本日、大阪方面側の国道が崖崩れで通行止めになってしまいました😭 三重県側の国道は大丈夫です

 

2024/07/08

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