ついに始まりました、2024年のアユ釣りシーズン! みなさん明けましておめでとうございます。今シーズンもアユ釣りマガジンをよろしくお願いいたします。
4月29日の埼玉県秩父荒川を皮切りに、5月1日は和歌山県有田川や日高川でも解禁されました。全体的にスタートとしては好調に釣れているようです。だからというわけではありませんが、今年から取材時や釣行時の模様をなるべく投稿していく予定ですので、温かい目でお付き合いよろしくお願いいたします。
さて今回は2024年一発目の取材(アユマガ史上最速)の模様を少しだけご報告。
好調の日高川龍神へ
実はこんなにも早く取材で動くのは初めて。やはり早期解禁は年によって釣果にムラがあり、取材を設定するにはリスキーという判断でした。年度版の雑誌で急いで撮影に出かける必要もなかったわけです。しかし今では早期解禁もすっかり定着し、温暖化の影響を考えればむしろ以前の5月末解禁くらいのイメージになりつつあります。
取材日は5月3日。釣り荒れの声も聞こえていました。最上流部から川沿いに下流へ車を走らせるとGW後半戦スタートだけになかなかの人。ギョーカイの方にも多数遭遇しました(仕事じゃない人も多いようです。笑)。
今回のアングラーはDAIWAフィールドテスターの松田拓也さん。ここ龍神と奈良県天川をホームに積極的に活動されています。
当日は天気がよく新緑も美しくロケーションは最高。松田さんはメーカーの集まりを兼ねての釣行だったので、集合場所であるオトリ店の下から入川。龍神の特徴でもある小砂利底、そこから続く瀬肩でオトリを放つとすぐに1尾目がヒット。「めっちゃええ匂いしますよ!」とテンションも上がります。
釣り返しは難しい?
しかし、やはりというか解禁3日目ともなるとパタパタと釣れた後は釣り返しが効きません。ポイントを移動しても最初はまったく反応がなく、どうなることかと心配しましたが、そこは松ちゃんのホームグラウンド。パターンを見つけてプチ入れ掛かり。午後からは釣れている情報が入っていた温泉付近に移動してきっちり取材を成立させてくれました。詳細はもちろん来年のアユマガをご覧ください。
さて早期解禁3日目の印象ですが、日ごとに“出来上がってる”魚は抜かれてしまいますし、ポイントのムラもあるため楽な釣りではなかったというのが正直なところです。次の魚が成長するまでは一段落? かもしれません。
この後も継続して竿が入るでしょうから、なかなかアユも休ませてはもらえませんが、解禁を間近に控えている河川もあり釣り人が分散するでしょうし、いずれにせよシーズンは始まったばかりです。これから本番に向けて大いに期待です。