ちょうどお盆の長期休暇が始まるタイミング、8月11〜13日に島根県高津川でJFT王座を取材しました。優勝は昨年のJFT全日本トーナメントを制した西部俊希さん。トーナメントから勝ち上がっての王座優勝は30年前にあったかな? というくらいの快挙だそうです。
西部さんの全勝優勝の秘密は道の駅でメロンクリームソーダを飲みながら(笑)たっぷり濃い話をうかがったので来年のアユマガ2025をお楽しみに!
ところで、個人的に今回もっともシビれた試合があります。それが2日目の瀬田匡志選手対西部俊希選手の対戦。同じメーカーのテスターの先輩後輩の間柄ですが、これが凄かった!!!
匹見川でおこなわれたその試合、前半下流エリアに入った瀬田選手は、下限からハイスピードで釣り上がります。右岸から左岸へ立ち位置をこまめに変え、引く、泳がせる、投げるetc‥と技の限りを尽くして1時間で完璧にエリアを探り切ってしまいました。
昨年からちょっと不調!? の印象もありますが「俺の後から釣れるもんなら釣ってみろ!」と言わんばかりの試合運び。ホント鳥肌ものでした。最終的には西部選手が競り勝ったのですが、あんな攻め方をされたら釣れる気がしませんよ、普通は(笑)
とかく優勝者に注目が集まりがちなトーナメントですが、こんな試合を観戦できるのも魅力です。前に言ったかもしれませんがリピートします!!
そして、この記事を書いている本日は滋賀県安曇川で最後の報知名人戦もおこなわれ、ラストを飾るにふさわしい釣果でオーナーカップ覇者の清原裕之選手が新名人に! 1試合54尾の新記録。2時間ですよ! もう信じられません。
そしてそして明後日からはマスターズ。明日から高知県仁淀川に行ってきます。お盆も過ぎシーズン後半ですが、どんな熱戦が繰り広げられるのか楽しみです。まだまだアユの夏は続きます!!!